ども。3HAHAです。
お越し頂きありがとうございます♬
優しい猫の内容をさらっとご紹介
※語彙力ない&説明下手なので上手く伝わるか不安。笑
・ミユキさん…シングルマザーの保育士
・マヤちゃん…ミユキさんの娘(小3〜高校生)
・クマラさん…スリランカ人の男性
物語は高校生になったマヤちゃんが、ミユキさんとクマラさんの出会いから今までを『誰か』に語りかける形でストーリーが進みます。
題名の「やさしい猫」はスリランカの昔話
『ある日を餌を探しに行ったお父さんネズミが帰ってきません。心配になったお母さんネズミは探しに行きますが、お母さんネズミも帰ってきません。心配になった子ネズミ3匹はお父さんとお母さんを探しに行きます。
そこで猫に会いました。
猫は子ネズミの話を聞いて、自分がこの子達のお父さんとお母さんを食べてしまった事に気づきます。そして猫は「私にも子供がいるの良かったら一緒に暮らしましょう」と自分の家に子ネズミたちを連れていき、自分の子供たちと一緒に育てました。おしまい』
え?終わり?と思ってしまうような
このよくわからない昔話が物語の中で多々ポイントとして出てきます。
ミユキさんはマヤちゃんがまだ小さい時に前夫を亡くしています。それからミユキさんとマヤちゃんは2人で暮らしていました。
ミユキさんとクマラさんが出会ったのは
マヤちゃんが小学校3年生の時
ミユキさんが仕事で行った東日本大震災のボランティア活動でした。そこにクマラさんもボランティアの手伝いをしに来ていました。
そしてその後、たまたま再開を果たした二人
クマラさんはミユキさんに何度もアプローチをしますが「子供がまだ小さいから…」と断れます。それでも会い続けていた二人。
ある日クマラさんがミユキさんとマヤちゃんの家に来ることになり、3人の関係がグッと進みます。
3人での関係もとても良好に進んでいた矢先
ミユキさんが病気で倒れ、入院してしまいます。
クマラさんは一生懸命ミユキさんとマヤちゃんを支えてくれます。
ミユキさんが退院後、3人での同居生活が始まります。交際に対するミユキさんのお母さんの反対等もありましたが、
やっと幸せに…。
と思ったらクマラさんの不審な行動が始まります。
しかし不審な行動の理由もわかり
ミユキさんとクマラさんはようやく結婚することになりました。
(しかし、この時点で実はクマラさんは不法滞在(オーバーステイ)になってしまっていました。)
とても丁寧に心情や情景が描かれており
やっと結婚だー。親子3人で幸せになって欲しい。クマラさんならきっと幸せにしてれる。などとと物語にどハマりしていた3HAHA。
この後婚姻届を持って入管に行ったクマラさんが捕まります。
幸せの絶頂から地獄へ。←3HAHA心情。
全くストーリーを知らずに読み始めたので、職場でつい悔しくて叫んだ。笑
そこからストーリーは日本の入管制度について疑問視していくような内容に変わって行きます。。実際の制度をわかりやすく説明してくれつつ、その制度に翻弄されて行くミユキさん・マヤちゃん・クマラさんの心情が丁寧に描かれておりどんどん物語に引きこまれます。
クマラさんたち『家族』はどうなってしまうのか。
マヤちゃんが過去の話をしている相手『誰か』とは誰なのか。
ぜひ読んでみて欲しいです。
読む時間がないよって方はドラマを見て欲しいです。全5回。
小説に忠実なドラマだと嬉しいなと思っている3HAHAです。
出演者は私目線だと最高にイメージ通りの方々です♡
https://www.nhk.jp/g/blog/bhoz-hbwbmyn/